日本軍慰安婦 写真展の中止について

6月下旬から、新宿のニコンサロンにて予定されていた、
日本軍慰安婦にされた女性たちを写した写真展、
安世鴻 日本軍『慰安婦』写真展」が、中止に追い込まれたことをご存知でしょうか?

5月下旬から、ネット上での圧力が主催者近辺に対して
かけられたことが原因かと推測されていますが、ニコン側は、
現在のところ明確な理由を示しておりません。

国際的にはニコン製品の不買を呼びかける声なども出てきており、
国境なき記者団なども、ニコンへの抗議声明を出しております。
もっとも、日本のマスメディアは相変わらず小さな扱いしかしておりません。

今回の安さんの写真展に対して、「ウソつき」呼ばわり
(=「慰安婦」はいなかったという批判)が行われておりますが、
日本軍の慰安婦制度への関わり方は、地域や時期によって様々なレベルの違いはありつつも、
軍が関わっていたこと自体は、
政府の拠出した「アジア女性基金」においても、認められております。
http://www.awf.or.jp/1/facts-02.html
例えばこのページ↑の上部左側の、赤線部は、軍の強姦防止の施策に、
「慰安所」が組み込まれていたことを示すものです。
ご反論のある方は、是非直接、上記ホームページの管理者にご抗議ください。
こちらに言われても削除しようがありませんので


中止された、写真展の公式ホームページは下記になります。
http://juju-project.net/
ご支援や励ましの言葉など、ぜひお送りください。

特に、写真家の安さんには、電話での脅迫そのほか、
言語道断な個人攻撃が行われており、
こうした悪質な圧力を、このまま黙って見過ごすことは、
「個人攻撃をすれば都合の悪いことを黙らせられる」という
前例を作ってしまうことになります

(今回の件が韓国人である安さんだから露骨に行われたという、
日本社会の恐ろしい現状を反映しているとともに、
それにとどまらず、「慰安婦」問題に限らない、広い委縮効果を持つことでしょう)

中止に追い込まれてしまった以上、
このままやられっぱなしでは歴史修正主義派の思うつぼです。
現在の日本の言論のあり方をおかしいと思っている方、
あるいはそう感じる可能性のある方などに、是非広めて下さい。
一番いいのは、この写真展を各地で開くことで、安さんへの支援をすると同時に、
日本軍慰安婦の事実を直視し、広めていくことだと思います

この記事へのコメント

やむちゃ
2012年06月24日 23:14
『「慰安婦」はいなかった』と言っている人はいない。
慰安婦=戦地に於ける売春婦って認識が浸透したという方が正しいと思います。

また売春婦慰安婦を斡旋するのは日本人朝鮮人の女衒で、日本の左翼活動化たちが騒ぎまくっていた日本軍による強制連行的な行為が無かったという認識も広がりました。

さらに、慰安婦問題をことさら騒いでいる日本や韓国の人たちが、実にいかがわしい人々であり、韓国での活動家が詐欺で逮捕された事実も、慰安婦原告団の証言がコロコロ変わっている事実も、多くの人が知る事となりました。

もういい加減にいかがわしいプロパガンダはやめてくれと多くの人が願った結果だと思います。
2012年06月25日 00:49
失敬、「慰安婦」がいなかったと言っている人は、そうですね、おそらくほとんどいないでしょう。
しかし、14~5歳の少女たちまで含んだ慰安婦を「戦地に於ける売春婦」としてのみ片付けるのには無理がありますし、中国やフィリピンなどにおける「慰安婦」の問題は、それこそ攻撃した村や町の女性を強姦した後部隊で連れまわすようなケースを含んでおります。

自民党や民主党の議員などが、2007年にワシントンポストに、「慰安婦」問題に関して日本政府に責任はない旨を論じる意見広告を出し、アメリカ世論のひんしゅくを買ったことがありましたね。1990年ごろからの、人権・人道に対する国際的な意識の高まりが、戦時性暴力という問題の深刻さを世界的に浸透させました。その一つの中心課題が、「慰安婦」たちへの人権侵害の救済であり、「慰安婦=戦地に於ける売春婦って認識」が、日本のネットの内部で浸透したように見えても、国際的には全く浸透していません。日本の評判を下げる一方の世界的に通用しない批判はやめてくれと、切に願います。

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