小平市、住民投票の問題①

この『読売』の記事にあるように、
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20130526-OYT1T00651.htm
住民の直接請求に基づく住民投票としては都内初であった小平市の住民投票。市選管によると投票率は35・17%で、市条例で定めた成立要件「投票率50%」に達しなかったため、投票は不成立、開票は行われないという。

結局、今回投票した35%がどういう人たちなのか、ホントは開票されないとわからない。今回の制度だと、そもそも今の計画に賛成の人は、投票に行かない方が得をするという、変な制度になっている。今の日本の民主主義においては、投票に行かない「無関心層」が大きな意味を持っているのだが、今回の小平の件は、計画に賛成する人が、その「無関心層」と、投票に行かないことで利害が一致してしまうため、最初から反対する人に不利な制度になっているのだ

今回の住民投票の件で問題になっている道路計画に関心を持っている人のうち、反対の人がみんな投票に行って投票率が35%であったならば、もし意見が半々であったとしても、関心を持っているけれど現状の計画に賛成で、戦略的に投票に行かないという人が同数くらいいるわけだ。そうなると、本来であれば投票率が50%どころか70%くらいだったわけで、市長選よりもよっぽど関心があったかもしれない。これは「たら、れば」の話でしかないが、そもそも今回のような開票要件を作る時点で、開票されたとしても住民の意向がちゃんと反映されない。最初から市長は民意を無視するという考えでやっているとしか言いようがない!

http://tama9-jo.at.webry.info/201305/article_5.html
次回へ続く。

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